こんにちは、CLINICIANSの代表のたけ(@RihaClinicians )です!
今回は、運動療法は指示で効果が大きく変わる!1つのキューイングで効果的に体を変えるということについて、具体例を挙げてお伝えします。
※キューイング=指示(インストラクターが相手に行う指示のこと)
1つのキューイングで効果が変わる例
【1つのキューで効果は変わる】
四つ這いで“肘の内側を前方に向ける”ようバーバルキューをするだけでこれだけ変わる。
やればわかるけど、上段は何回かやらないと効果ないけど下段は1-3回の深呼吸でそれ以上の効果。
良く行うエクササイズもこういう指示や意識をして質を上げよう!#言葉の魔術師 pic.twitter.com/Sg12UkkljI
— たけ Pilates Instructor🇯🇵 CLINICIANS代表 (@RihaClinicians) May 5, 2019
これは、よくある四つ這いで背骨を伸ばすエクササイズの例です。
上の写真は胸椎(背骨)が反っているように見えるけど、
ただ単に腹部の力が抜けて腰が反り
肋骨が浮き上がるリブフレアの状態になってしまっている
第10肋骨よりも上位はひとかたまりに動いている
その影響で元々それほど後弯していない下部胸椎や腰椎のみが無駄に伸展されてストレスが集中
上部胸椎が動かない分は頭頸部も反って代償しようとしている
胸椎は反っているように見えるだけでエクササイズ効果乏しい
しかし、これに“肘の内側を前方に向ける”ようキューイングを行うと動きは変わります。
解説写真の下の写真は上のよりも胸椎が伸展していないように見えるけど、
肘の前面を体が向いている方向に向けることで肩外旋し
小指荷重誘導がなされて前鋸筋がしっかりと入る
前鋸筋と連結ある腹部筋群もはたらくようになるので
骨盤や下部脊柱が反る過剰な動きは抑制
頭頸部の代償軽減
結果としてバーバルキュー1つで胸椎がしっかりと伸び
コアマッスルを活性化させることができる
やってみると胸椎部への伸展や肩甲帯・腹部筋群の収縮が非常によくわかります。
ぜひ実際にやってみてください!
適切なエクササイズは数回で結果が出る
上記のキューイングを入れたエクササイズは、かなり効果的に結果が出ます!
キューイングなしのエクササイズでは何回かやらないと効果はないけど、
キューイングありの効果的なエクササイズでは1-3回の深呼吸でそれ以上の効果が得られることは日常茶飯事。
良く行うエクササイズもこういう指示や意識をして質を上げてみてはいかがでしょうか?
エクササイズの質が上がれば時間がない時でもしっかりと効果のあるエクササイズが実施できるし、時間があるときには時間が浮いた分だけもっと他に必要なものを沢山できます。
動画解説も要チェック!
なお、上記のエクササイズはYoutubeでも解説しています。
こちらも併せてご覧ください!今後も少しずつ動画を投稿していくのでチャンネル登録もお忘れなく♪
本日は以上で終わります。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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