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『牛丼並盛り』を提供できる組織を目指そう!

『牛丼並盛り』を提供できる組織を目指そう!

こんにちは、だいじろう(@idoco_daijiro)です。

 

この10〜15年で療法士の数は右肩上がりに増加してきています。

 

それに伴い、医療機関では療法士も組織として働くことが一般的になってきたかと思います。

 

そのため、療法士にもマネジメントが求められることが多くなっているのですが、平均年齢が32歳前後と若い組織が多いということもあり、組織としてうまく機能しているとは言い難いところも少なくないのではないでしょうか?

 

何をもって組織として「うまく機能している」と判断できるかというと難しいですが、1つ大切なこととして「組織として安定した成果を出せているかどうか」があると考えています。

 

 

組織として安定した成果を出せているかどうか

組織として安定した成果を出せているかどうか
医療機関においては、私たち療法士は患者さんに対して主に「疾患別リハビリテーション」というサービスを提供しています。

 

厳しいことを言えば、そのサービスにおいては組織として責任をもって取り組んでいく必要があるかと思います。

 

CLINICIANSメンバーのたくみロドリゲスさん(@TakumiRodrigues)がこういったツイートをされていました。

この視点ってとても大切ですし、当たり前のことのように感じますが、意外と組織としてできているところは少ないかと思います。

もちろん個人としても。

 

この話をするときによく例として出しますが、「吉野家」を思い浮かべてみてください。

 

吉野家で牛丼並盛りを注文した時、出てくるものって牛丼並盛りですよね?

 

当たり前ですが、牛丼並盛りを注文して出てくるのは、大盛りや特盛りではありませんし、ましてや牛皿やライスだけなんて出てきませんよね。

 

スタッフの方は注文を受けてマニュアル通りに「調理」をして、「牛丼並盛り」を提供しています。

 

その「牛丼並盛り」はどのお客さんに対しても同じような「牛丼並盛り」を提供していますし、どのスタッフが作っても同じような「牛丼並盛り」です。

 

これ、当たり前のことですが、リハビリに置き換えると抜けてしまいがちな視点です。

 

これをリハビリに置き換えてみたとき、私たちが提供している主なサービスである「疾患別リハビリテーション」って「調理」でしょうか?

それとも「牛丼並盛り」でしょうか?

 

答えは「調理」ですね。

 

では、リハビリにおける「牛丼並盛り」って何でしょう?

 

「臨床成績」です。

 

その視点をもって臨床でサービスを提供していくことがとても大切だと思います。

 

 

『牛丼並盛り』を提供できる組織を目指そう!

組織として「牛丼並盛り」を提供していこう!

あなたの職場では「牛丼並盛り」を提供できていますか?

 

もちろん同じ疾患であっても個別で病態は変わりますし、対応も多岐に渡ります。

 

誰にでも均一な成果を提供することは非常に難しいのが現実です。

 

ですが、たくみさんがツイートされていたように、同様の疾病や機能障害を有する患者さんに対して、毎回提供する成果が異なることは良くないですし、スタッフによって提供できる成果が異なることも良くないですよね。

 

まずは個人や組織として同じ成果を提供できるようになること、つまり「牛丼並盛り」を提供できるようになることが大切ですね!

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

具体的にどのようにして組織として「牛丼並盛り」を提供できるようにしていくかについては、次回の記事で解説していきたいと思います。

 

お楽しみに♪

 

ご意見・ご質問は私のTwitter(@idoco_daijiro)のDMでお受けいたします。

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だいじろう
だいじろう
理学療法士・アスレチックトレーナー 鹿児島でコンディショニングスペースIDOCOを運営 整形外科やスポーツ現場で経験を積み、現在はフリーランスとして整形外科のアドバイザーやトレーナー活動が中心。セラピストやトレーナーの方々がもっとワクワクして活動していけるような社会を実現したいです。 整形外科やスポーツ現場での経験で培ってきた知見をお伝えしていきます!
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