整形外科

人工股関節全置換術(THA)の後方アプローチは尿失禁を悪化させる?骨盤底筋群に対するアプローチの必要性



“まっつぁん”
“まっつぁん”
こんにちは、まっつぁんです!

今回はIs urinary incontinence the hidden secret complications after total hip arthroplasty?のレビューで人工股関節全置換術(THA)の後方アプローチは尿失禁を悪化させる?骨盤底筋群に対するアプローチの必要性という内容でお送りします。

さくっと読める記事ですので読んでみてみていただき、気になった論文は是非自分でも読んでみてください。

Is urinary incontinence the hidden secret complications after total hip arthroplasty?

閉鎖孔付近から出ている股関節外旋筋は肛門挙筋と連結しており、これを含む骨盤底筋群は膀胱機能を支えています。

よって、人工股関節後方アプローチでは外旋筋に侵襲が加わりますので、

膀胱機能にも影響があるのでは?

というクエッションから調査したのが今回の研究です。

結果

人工股関節術後の女性患者76名に対して調査しています。

前方アプローチを行った36名では、術後22.2 %が尿もれの改善を認め、2.8 %が悪化しました。

一方で、後方アプローチを行った40名では術後2.5 %の改善しか見られず、22.5 %に悪化が見られ、両群に有意な差がありました。

確かに、写真では後方アプローチでは1.5年後に外旋筋群が萎縮して見えます。

前方アプローチでは術後に尿失禁の改善が得られていますが、外旋筋群に侵襲がある後方アプローチでは外旋筋群の萎縮と尿失禁の悪化がみられており、後方アプローチの人工股関節置換術後の女性に対して骨盤底筋群体操が必要(?)と考えられる結果ですね。

しかしながら、この研究は十分な症例数がないため、これを証明するにはもう少し大多数の患者でのデータ蓄積が必要です。

ご参考までに!

PubMedで見る

本日は以上で終わります。

最後までお読みいただきありがとうございました!

ABOUT ME
たけ
理学療法士&ピラティスインストラクターをメインに姿勢・パフォーマンス改善のプロとして活動中! 過去には世界で最も患者が多い病院、某大学病院で超急性期のリハビリテーションに貢献。その他にも認定脳卒中、呼吸療法認定士、ガンリハなどの資格を保有。 超急性期から障害予防までの多岐にわたる分野の記事を執筆中!
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