ピラティス

ピラティスとは?効果を含めた概要を全て解説!

こんにちは、PHIピラティスインストラクターでCLINICIANSの代表のたけ(@RihaClinicians です!

ピラティス”ってどんなものなの?

体幹鍛えるトレーニングでしょ?

女性がよくやってるやつだよね?

というような話を色々な人からされるので、今回はピラティスについて端的にわかりやすく解説したいと思います。

一般的な筋力トレやマッサージ、ストレッチや整体などとの違いにも触れていますのでご参考になれば幸いです。

 

ピラティスってなに?

ピラティスはジョセフH.ピラティスさんが第一次世界大戦中に開発したエクササイズで、ピラティスさんの名前がそのままつけられています。

ピラティスはインナーマッスルという体の中心部の筋肉を使いながら手足の運動を行い、“適切な動きを鍛える”エクササイズです。

筋力をつけると言えば “筋トレ”

身体を柔らかくすると言えば “ストレッチ”

持久力をつけると言えば “ランニング”

“動きを鍛える” と言えば、まさに “ピラティス”です!

 

単純ですね。

 

ピラティスはそのエクササイズ効果の高さからこれまで多くの方に注目されてきました。

第1次ブーム:ハリウッド女優やセレブなど

第2次ブーム:健康・癒しとして一般の方、機能改善やパフォーマンス向上としてアスリートなど

 

そして、ピラティスは2000年に日本に上陸しました。

日本に入ってきてからの歴史は浅いですが、病気・障害予防、スタイル改善や運動パフォーマンスの向上などが注目を集めており、急速に広まっています。

最近では病院でもピラティス専用の施設を作るような施設もチラホラ出てきているようです。

 

健康・予防医学の需要が増えている今後は、より一層ピラティスが一般の方の身近になると思われます。

 

ピラティスを深く知ろう!期待できる効果

ピラティスをもう少し具体的に説明しましょう。

ピラティスは体の中心部にあって土台となるインナーマッスルを適切にはたらかせながら最小限の力で手足(全身)を動かす動きを学んでいくエクササイズといえます。

過度に体に負担をかけるウエイトトレーニングとは異なり、自重と筋肉の収縮を使い、自分自身が体をコントロールできる範囲で運動を行いながら少しずつ関節可動域と筋力の増強を図ることで筋肉や骨のバランスを整えます

また、このようなエクササイズを繰り返し行う中で体(脳)に適切な姿勢と動きを覚えさせ、普段からこれを反射的に使えるようになる事で、過度に骨や筋肉に負担がかかって発症するような病気の予防やパフォーマンスの改善につながります。

自重でコントロールが難しい場合は、道具や機器を用いて自重をサポートしたり、自分が動いている感覚がわかりやすくないように調整してエクササイズを行います。

 

 

ピラティス主な効果は以下の通りとなります。

ピラティスの主な効果まとめ

・姿勢やスタイル改善(猫背改善、バストアップ、反り腰・曲がり腰改善、ヒップアップ・美脚効果、ウエスト引き締め効果など)
・腰痛や肩こり、膝痛などの慢性疼痛への移行を防ぐ
・運動パフォーマンスが改善する
・運動中の障害予防
・呼吸が楽になる
・ストレス発散
・睡眠の質が上がる
・痩せやすくなる etc…

 

ピラティスで強化するインナーマッスル体幹部の筋肉が大半を占めています。

体幹の筋肉は全身の中でも最も大きな筋肉であり、適切な姿勢を保持したり、呼吸にかかわっている重要な筋肉です。

この筋肉が働けば、姿勢がよくなり、動作時に少しの労力で動くことができ、安定して手足を動かせることで関節や筋肉に負担がかかりにくくなります。また、筋肉自体が大きいので代謝が上がって脂肪が燃焼されたり、呼吸が楽になることでストレスが溜まっている脳の過剰な緊張を抑え、異常な全身の筋肉の緊張もほぐれて睡眠の質も向上したりするなどの効果があります。

さらに、スポーツをしている方においても同様でしっかりと体幹の安定と無駄な筋肉の過緊張や呼吸努力が軽減されるため、パフォーマンスが上がって疲れにくく障害予防に直結するなどの効果があります。

 

このようなピラティスの効果は、ジョセフH.ピラティスさんの後継者や多くの研究者によって効果が実証されてきました。

 

一般的な筋力トレやマッサージなどと何が違うの?

「ピラティスは一般的な筋力トレやマッサージなどとは何が違うの?」

多くの方からこのようなご質問を受けます。

 

筋トレ、マッサージ、ストレッチ、整体などの効果は簡単にご説明すると以下の通りですよね。

【筋トレ】筋肉を強化するだけ(固くなっている筋肉部分は伸ばしていない、動き方の練習ではなく単純な筋肉をつける運動)

【マッサージ】筋肉をほぐすだけ(筋肉は収縮させておらず骨の配列も整えていない)

【ストレッチ】筋肉を伸ばすだけ(筋肉は収縮させておらず骨の配列も整えていない)

【整体】骨の配列を整えるだけ(筋肉が伸びやすくなっておらず、収縮も入れていない)

 

通常、人の体は

骨があり、それについている筋肉が収縮し、収縮した方向に骨が動いており、収縮した方向に骨が円滑に動くためには、その反対側の筋肉が緩んで伸びてくれないといけないですね。

 

つまり、体の状態を改善したいのであれば、これを全て同時に行って調整しないといけないですよね?

しかし、上記で上げたものはいずれも部分的です。やった直後に体はよくなったように思えても、結局は姿勢や動作が治るような状態にはなりません。

 

また、もう一つ重要なことがあります。

 

それは、マッサージや整体などは他動的に行っているということ。

人は、自分の筋肉を自身で動かすことで筋肉が収縮したり伸張されたりすることを体(脳)で覚えていきます。

適切な動きや状態を、繰り返し筋肉・脳に覚えこませなければ意味がありません

 

よって、上記のようなものは一時的によくなるだけで数日で元の状態に後戻りしてしまいますよね・・

結局、歳を重ねるごとに悪くなっていきますし、スポーツなどで激しく動くたびに体の負担は増えて悪い状態になっていきやすくなります。

 

ピラティスは、このような人の体の特性を踏まえて考案されたエクササイズなのです。

ピラティスの特性まとめ

“姿勢保持や動作中に負担が最小限になる動きができる筋肉を強化しつつ、周りの固くなった筋肉を伸ばしながら弛んでいる箇所を引き締めて強化し、筋肉を動かしながら骨の配列を整え、その状態・その動きを脳に学習させることで、これが反射的に(自然に)できる体の状態に導く”

 

全然違うと思いませんか?

もしこの記事をみて興味が沸いたという方がおられましたら、ぜひ一度ピラティスのレッスンを受けてみてください。

ピラティスはご自分の体と向き合ってご自分の体に覚えてもらうエクササイズなので、整体ほどの著しい効果はありませんが、繰り返し行うほどに自分の体が変わっていくことを実感していただけることと思います。

習熟すればご自身で自分の体をケアすることも可能になります。

 

本日は以上で終わります。

最後までご覧いただきありがとうございました!

ABOUT ME
たけ
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理学療法士&ピラティスインストラクターとして姿勢・パフォーマンス改善の専門家として活動中!発信情報や経歴の詳細は以下のリンクよりご覧いただけます。
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