こんにちは、CLINICIANSの代表のたけ(@RihaClinicians )です!
本日はバーバルキュー(言語指示)でクライアントを誘導したり評価を行う際に役立つ骨盤の3つのトライアングルについて簡単に解説します。
骨盤の3つのトライアングルは複数名同時に治療する際にも役立つ
骨盤の3つのトライアングルはマンツーマンでの治療でも役立ちますが、複数名のクライアントを同時に治療するグループレッスンでも大活躍するのでぜひご活用ください。
骨盤の3つのトライアングル
骨盤には以下の3つのトライアングルがあります。
①前方トライアングル
②後方トライアングル
③バイクシート
“トライアングル”といっているので、これは3つの点を結んだ指標のことです。
Twitter(@RihaClinicians )でまとめたものを解説しているので、こちらをご覧ください。
【骨盤の3つのトライアングル】
①前方トライアングル
→両側ASISと恥骨結合
②後方トライアングル
→両側PSISと尾骨
③バイクシート
→両側坐骨結節と恥骨結合ニュートラルな状態の作り方は、この3つの面と壁、床、天井を平行にするようバーバルキューすると誘導できる#言葉の魔術師 pic.twitter.com/x5tL3LAOHf
— たけ Pilates Instructor🇯🇵 CLINICIANS代表 (@RihaClinicians) May 9, 2019
掲載している通り、この三角形をクライアントの方に自分で認識してもらえばバーバルキューでその方の体を誘導することができたり、臥位での評価の際にこの三角形を使って評価することもできます。
キシタク(@gekokujyoupt )さんもまさにこの前方トライアングルを用いた評価についてツイートされていました。評価を行う際にはこのように使いましょう。
【骨盤の前傾・後傾の評価】
ASIS と恥骨結合を結ぶ線が
→臥位の場合は床に水平
→立位の場合は床に垂直がニュートラル
『この評価方法のメリット』
・起きれない人や寝たきりの人にも使用できる
・立位と臥位の両方で評価や比較ができる→ベッド上でのリハを多く行う人は知っておくと便利
— キシタク(PT向けYouTubeはじめました) (@gekokujyoupt) May 9, 2019
3つのトライアングルの関係
3つのトライアングルは全て同時に使わないといけないわけではありません。
トライアングルの関係は以下の通りです。
【3つのトライアングルの関係】
①前方トライアングル
→両側ASISと恥骨
②後方トライアングル
③バイクシートニュートラルな状態はこの3つをバーバルキューで誘導すると良いが、①は②と平行、①②は③と垂直の関係にある。
よって、誘導するときはどれか1つだけ使えば良い。#言葉の魔術師 pic.twitter.com/8X9o9n65Od
— たけ Pilates Instructor🇯🇵 CLINICIANS代表 (@RihaClinicians) May 9, 2019
なお注意点があるので最後にこれに関して触れておきます。
日本人に使う場合にはバイクシートに注意!
この骨盤の3つのトライアングルは元々欧米人で用いられていた評価であるため日本人に使う際には上手く当てはまらない点があります。
それがバイクシートの基準。
【3つのトライアングルの注意】
バイクシートの基準は欧米人の基準。日本人でこれを使ってニュートラルを誘導すると骨盤はやや前傾位になってしまうことに注意!
また、バイクシートは多くのクライアントで認識しにくい。
バーバルキューで前方と後方トライアングルを使うと良い。#言葉の魔術師 https://t.co/Txu2JMinlo
— たけ Pilates Instructor🇯🇵 CLINICIANS代表 (@RihaClinicians) May 9, 2019
なので、僕たちピラティスインストラクターの多くはバイクシートはあまり使いません。
このような点も重要なのでぜひ抑えておいてくださいね。
本日は以上で終わります。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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