その他

療法士はマネジメントのプロフェッショナル!? 【療法士の未来は明るい】

療法士はマネジメントのプロフェッショナル!? 【療法士の未来は明るい】

こんにちは、だいじろう(@idoco_daijiro)です。

 

いろんなところで療法士業界の未来についてネガティブな意見が出ますよね?

 

  • 療法士は供給過多で価値が下がる
  • 昇給は期待できない
  • 介護士要因として駆り出される

 

逆の意見として、療法士業界全体が暗くなるのでなく、二極化が進んでいくという意見も散見されます。

 

これは療法士業界に限らず、AIの進化に伴って「AIを活用する側(明るい側)」と「AIに使われる側(暗い側)」に分かれてくると言われています。

 

では、二極化が進むとしてどうやって「明るい側」に行けるのかが気になりますよね?

 

私個人の意見として、そのキーワードは「マネジメント」にあると考えています。

 

今回はその「マネジメントの重要性」について解説していきたいと思います。

 

 

なぜ療法士業界にマネジメントが求められるのか?

なぜ療法士業界にマネジメントが求められるのか?

そもそもなぜ療法士業界にマネジメントが求められるのでしょうか?

 

私も含めて、多くの方が「セラピストは患者さんをみるのが仕事」だと思ってこの仕事に就いたのではないでしょうか?

 

もちろん主な業務としてはリハビリテーションを提供することがあります。

 

しかし、実際にはそれだけでは業務は回りませんよね?

 

病院であれば、

  • 単位の管理をしなければならない
  • 一日のスケジュール調整をしなければならない
  • 書類の整理をしないといけない
  • 他職種との連携を図らなければならない
  • 診療報酬制度や社会保障制度なども把握しておかなければならない
  • 若手の教育をしなければならない
  • 研究もしなければならない

 

ざっと挙げただけでも「患者さんをみる」こと以外にも、いろんな業務があります。

 

これらの業務をこなしていかなければ、組織としても円滑に回りませんし、患者さんに適切な医療を提供することはできません。

 

そのために求められるのがマネジメントスキルですね!

 

「でもマネジメントなんて習ってないよ…」

 

といった方もいるかと思います。

 

安心してください!!!

 

実は療法士はマネジメントのプロフェッショナルなんです!

 

 

療法士はマネジメントのプロフェッショナル!

療法士はマネジメントのプロフェッショナル!

大事なことなのでもう一度言います!

 

療法士はマネジメントのプロフェッショナルです!

 

それはなぜか?

 

私たち療法士ほど、マネジメントを日常的に繰り返している職種はないからです!

 

あまり意識されていないかもしれませんが、療法士は日頃からマネジメントを実践しています。

(なにも考えずにやってる方は実践してないかも…)

 

実際のリハビリテーションの流れを考えてみてください。

 

評価して、方針を決めて、アプローチして、効果判定して、方針を見直して、アプローチして、、、、、

 

私たちが当たり前に繰り返しているこの作業こそが「マネジメント」です。

 

私たちが提供しているリハビリテーションとは「リハビリテーション医学における専門的な知識やスキルを活かして患者さんの心身機能をマネジメントしていくこと」とも言えます。

 

それを組織に対して実践していくことが一般的な「マネジメント」と言われるものですね。

 

 

とは言え、実際に組織に対してマネジメントをやろうとしても何をやれば良いのかよく分かりませんよね?

 

マネジメントにもある程度の知識やスキルが求められます。

 

そのマネジメントスキルを高める方法について簡単にご紹介していきます。

 

 

マネジメントスキルを高めていくためには?

マネジメントスキルを高めていくためには?

よりマネジメントスキルを高めていくためには次のようなことを学ぶことをオススメします。

  • 経営学
  • 経済学
  • 行動心理学/行動経済学

 

こういった分野についてある程度でも知識を入れておくと、マネジメントがスムーズに行えるようになるかと思います。

 

マネジメントを学ぶ上で、私がオススメする書籍を3つご紹介しておきます。

 

経営学や経済学って小難しいイメージがありますよね?

確かに専門外の内容ですので、きちんと学ぼうと思うと大変です…

ですので、まず最初は「マンガ」でサクッと学んでしまいましょうw

 

そして、この「『ついやってしまう』体験のつくりかた」は行動心理学の軸となる内容をゲームを例に挙げて分かりやすく解説されてあります。

タイトルの通り、つい読んでしまいますw

 

ぜひ参考にしてみてくださいね!

 

いかがだったでしょうか?

 

臨床のなかでやっていることを、ちょっと違う視点で実践していくだけで、セラピストとしての価値が高まります。

 

もちろんより専門的に学ぶのであれば、MBAなどがありますが、かなりハードルが高いですよね。

 

まずは書籍などで簡単に学んでみて、苦手意識をなくしていきましょう!

 

そうすれば、いつの間にが自分の臨床での視点が変わり、セラピストとしての成長を実感します!

 

明るい未来を自分の力でつかみとりましょう!

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

ご意見・ご質問は私のTwitter(@idoco_daijiro)のDMでお受けいたします。

ABOUT ME
だいじろう
だいじろう
理学療法士・アスレチックトレーナー 鹿児島でコンディショニングスペースIDOCOを運営 整形外科やスポーツ現場で経験を積み、現在はフリーランスとして整形外科のアドバイザーやトレーナー活動が中心。セラピストやトレーナーの方々がもっとワクワクして活動していけるような社会を実現したいです。 整形外科やスポーツ現場での経験で培ってきた知見をお伝えしていきます!
CLINICIANS公式コンテンツも要チェック!

 

充実の“note”で飛躍的に臨床技術をアップ

CLINICIANSの公式noteでは、ブログの何倍もさらに有用な情報を提供しています。“今すぐ臨床で活用できる知識と技術”はこちらでご覧ください!

≫ noteを見てみる

 

 

実践!ゼロから学べる腰痛治療マガジン

腰痛治療が苦手なセラピストは非常に多く、以前のTwitterアンケート(回答数約350名)では8割以上の方が困っている、35%はその場しのぎの治療を行っているということでしたが、本コンテンツはそんな問題を解決すべく、CLINICIANSの中でも腰痛治療が得意なセラピスト(理学療法士)4名が腰痛に特化した機能解剖・評価・治療・EBMなどを実践に生きる知識・技術を提供してくれる月額マガジンです。病院で遭遇する整形疾患は勿論、女性特有の腰痛からアスリートまで、様々な腰痛治療に対応できる内容!臨床を噛み砕いてゼロから教えてくれるちょーおすすめコンテンツであり、腰痛治療が苦手なセラピストもそうでない方も必見です!

マガジン詳細をみてみる

 

実践!ゼロから学べる足マガジン

本コンテンツでは、ベテランの足の専門セラピスト(理学療法士)6名が足に特化した機能解剖・評価・治療などを実践に生きる知識・技術を提供してくれる月額マガジンです。病院で遭遇する足の疾患は勿論、小児からアスリートまで幅広い足の臨床、エコー知見などから足を噛み砕いてゼロから教えてくれるちょーおすすめコンテンツであり、足が苦手なセラピストもそうでない方も必見です!

マガジン詳細をみてみる

 

実践!ゼロから学べる肩肘マガジン

本noteマガジンはCLINICIANSメンバーもみんな認めるベテランの肩肘治療のスペシャリスト(理学療法士)5名が肩肘の治療特化した機能解剖・評価・治療などを実践に生きる知識・技術として提供してくれます。普段エコーなどを使って見えないところを見ながら治療を展開している凄腕セラピストが噛み砕いてゼロから深いところまで教えてくれるので肩肘の治療が苦手なセラピストも必見のマガジンです!

マガジン詳細を見てみる

 

YouTube動画で“楽しく学ぶ”


実技、講義形式、音声形式などのセラピストの日々の臨床にダイレクトに役立つコンテンツが無料で学べるCLINICIANS公式Youtubeチャンネルです。EBMが重要視される中、それに遅れを取らず臨床家が飛躍的に加速していくためにはEBMの実践が不可欠。そんな問題を少しでも解決するためにこのチャンネルが作られました。将来的に大学や講習会のような講義が受けられるようになります。チャンネル登録でぜひご活用ください♪登録しておくと新規動画をアップした時の見逃しがなくなりますよ!

≫ YouTubeを見てみる

※登録しておくと新規動画をアップした時に通知が表示されます。

 

なお、一般の方向けのチャンネルも作りました!こちらでは専門家も勉強になる体のケアやパフォーマンスアップに関する動画を無料で公開していますので合わせてチャンネル登録を!

Youtubeを見てみる