本日はタイトルの通り【新人・若手セラピストが成り上がる3つの方法】について書いていきたいと思います。
今回の記事は「セラピストとして成長したいけど何をしたらいいか分からない」という新人・若手の方から「キャリアや転職について悩んでいる」という中堅・ベテランセラピストの方まで必ず知っておくべき3要素についてお伝えするので是非最後までご覧ください。
はじめに
結論から言うと新人・若手セラピストが成り上がるには
1.本業にコミットして「結果」を出す
2.セラピスト以外のスキルを身につけて「差別化」する
3.SNSを活用して「ブランディング」する
の3つの方法を実践することです。
冒頭でも述べたように今回の記事をご覧になっている方々は、少なからずセラピストとしての働き方やキャリアについて悩んでいらっしゃるかと思います。そんな方々は上記の3つの方法を徹底して実践することで圧倒的に成長することが出来ます。
では順に1つずつ解説していきます。
本業にコミットして「結果」を出す
これは文字通り、本業であるセラピストとしての仕事に取り組みその中で「結果」を出すことです。これを見た方の多くは「当然のことだ」「そんなの既にやっている」と思われるかもしれませんが、以下をみて本当に実践できているか改めて考えて見てください。
ここでいう「結果」とは、単に臨床業務や会議を沢山こなすという意味ではありません。結果を出すために必要なことは
- 自分が働くことで組織に与えるメリットを明らかにする。
- それらを積み重ねて客観的にわかるものとして形に残す。
- 組織外にも発信できるような実績を作る。
以上の3点なります。
病院での業務を例にとるならば、
「ただ単位をとって必要最低限の仕事をこなすだけのセラピスト」よりも、
「仕事の効率化を図り具体的な改善案を出し、臨床業務をこなしつつ残業を少なくしてコスト削減を行うセラピスト」の方が圧倒的に価値が上がります。
なぜなら上記の、組織へのメリット(コスト削減)、客観的な数値(残業時間の短縮)、組織外へ出せる実績(効率化された業務体制)といった3つのポイントを実現できているからです。
中には盲目的に仕事に取り組んで「評価されない」と嘆く方もいらっしゃるかもしれませんが、自分が働く組織にとって何が評価されるポイントなのか、どうすればそれが実現できるのかを徹底的に調べて働くことが成り上がりの第1歩になります。
セラピスト以外のスキルを身につけて「差別化」する
これは既に色々な場所で言われていることかもしれません。ここでいうPT以外のスキルは基本的にはどういったものでも構いませんが、「本業にも活かせるスキル」であると「差別化」をより明確にすることが出来ます。
例えば自分は主に「動画編集」をPT以外のスキルとして身に着けています。2019年12月には本業と合わせて「月収68万円」を達成することが出来ました。
こう聞くと「たまたまお金を稼げただけ」という方もいらっしゃるかもしれませんが、本当に大切な部分はそこではありません。
僕の場合はPTと動画編集という2つの要素を掛け合わせることで、「医療者を中心として動画編集のサポート」を実践することが出来ました。医療者の方はYouTubeやTwitterの発信からも分かるように、専門的な言葉や表現を用いることが非常に多いです。
ただ動画編集が出来る人よりも「共通した知識」を有していることで周囲との「差別化」が図れたということです。
また、動画編集のスキルが活かされ、PTとしての発信力が強化されたという側面もあります。例えばエクササイズの動画を公開しているセラピストの方はたたいらっしゃるのですが、声のみの解説や動画自体が編集されておらず、素晴らしい内容であっても「見づらい」「わかりづらい」という理由から中々拡散されないといった光景をよく見かけます。
そんな中、同じ内容であっても動画編集のスキルを活かして発信の仕方を工夫することで周囲とは一味違った印象を周りに与えることができ、「差別化」を図ることが出来ました。
動画編集に限らず、「セラピスト以外のスキル」を身に着けることは新時代を生きる人にとってはもはや必須であると言えるでしょう。
SNSを活用して「ブランディング」する
こちらが3つ目のポイントです。これは自分も実践中なのですが非常に大切な要素なので是非抑えておきましょう。
TwitterやInstagram、FacebookなどのSNSが発展した現代社会において、これらを活用しないで成り上がりを実現していくことは非常に困難です。
例えば、企業が莫大な広告費を払ってTVで何百回と流すCMよりも、フォロワーが数十万人にる芸能人やタレントのちょっとした呟きの方が圧倒的に商品の売り上げに繋がったという話はよく耳にすると思います。
つまり、「個人」の持つ影響力が圧倒的に大きくなった現代では、これを客観的に表すSNSはうってつけの情報発信プラットホームになるということです。
「ただの服屋のアルバイト」が勧めるコーディネイトよりも「インスタフォロワー10万人で絶大な人気を誇るアルバイト」のコーディネイトの方が気になりませんか?
つまり店や組織そのものだけでなく「誰が言ったか」によってその情報の重要性は格段に変わってくるのです。
セラピストでも同じことが言えます。SNS上で圧倒的な発信力を持っていれば多くの同業者から支持を得られますし、有益な情報のインプット、アウトプットもしやすくなります。また、様々な分野の先駆者の方々とも気軽に交流することができ、新たな人脈を開くことにも繋がります。
SNSはアカウントさえ作ればどんな人でも始めることが出来ます。つまり実績に関わらず誰にでもチャンスがあるということです。自分自身を「ブランディング」して発信力をつけることで、新人・若手セラピストであっても成り上がりを実現することが出来るのです。
まとめ
今回は「新人・若手セラピストが成り上がる3つの方法」をご紹介致しました。
いかがでしたでしょうか?
年々セラピスト全体の数も増えて、働き方やキャリアデザインについて様々な意見が交わされています。自分自身も一人の新人理学療法士として今も悩みながら毎日を過ごしています。
「成り上がり」の定義は人それぞれですが、今回ご紹介した3つの方法を実践していくことは、きっとあなたの悩みを解決する一助となるはずです。
僕が今関わらせて頂いているCLINICIANSメンバーの方々も偉大な方ばかりですが、やはりこれらを意識して臨床に取り組まれているように感じます。
是非CLINICIANSの他の記事も目に通し、セラピストとしての成長に繋げてください。
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