こんにちは、だいじろう(@idoco_daijiro)です。
先日、こういったツイートをしました。
自分が管理職時代にスタッフ教育で意識していたのは『タスクの振り方』です。
「求められていること」のなかから「やりたいこと」を選択してもらい、企画書の作成から実行、修正までをやってもらう。
そのなかで、スタッフができないことを任せていき、誰もができることは私がやるようにする。
↓— だいじろう☀️24時間セミナー(5/16~17)スポンサー大募集🤪 (@idoco_daijiro) March 12, 2020
スタッフのできることが増えていくことが組織としての成長と捉えていたからです。自分は自分でできないことを挑戦しつつ。
各スタッフが自身のプロジェクトのリーダーとなることで管理職への道をつくっていき、他のプロジェクトのフォロワーとなることで別のリーダーからリーダーシップを学ぶ。
↓— だいじろう☀️24時間セミナー(5/16~17)スポンサー大募集🤪 (@idoco_daijiro) March 12, 2020
そうすることで、私もスタッフも互いに成長していける仕組みが作れていたように思います。
数年前のことながらも最高のスタッフだったなぁと思うし、あのメンバーで今でも活動できていたらどんな「今」になってるのかと思う。
スタッフ教育も仕組み次第だと思います。
— だいじろう☀️24時間セミナー(5/16~17)スポンサー大募集🤪 (@idoco_daijiro) March 12, 2020
療法士の管理職の方と話をするなかでスタッフ育成の部分で悩まれていることが多いように感じます。
実際に私も管理職時代には同じように悩みました。
その施設の環境やスタッフのキャラクター、管理職の方との関係性など、いろいろな要素が関係してくるので、こればかりは答えはないと思っています。
ですが、やはりお困りの方は多いかと思いますので、経験談も踏まえ、私なりの考えをまとめさせていただきたいと思います!
内容について、ご意見・ご感想を添えてSNSでシェアしていただけると嬉しいです!
では、早速本題に入っていきたいと思います。
「やらなければならないこと」と「やりたいこと」、どちらを優先させる?
ツイートにも書いていたように、私は「タスクの振り方」を意識していました。
振り分ける前に、タスクを作っていく・洗い出していくことが必要なのですが、みなさんはどうやって作っていきますか?
多くの場合、「やらなければならないこと」と「やりたいこと」が出てくるかと思います。
そのどちらを優先していくかで悩むかと思います。
この場合、私は「やらなければならないこと」を最優先します。
それは私たちの給与は法人からいただいている、さらに言えば、医療費という国の財源からいただいているからです。
ですので、自分の法人や国が求めていること、つまり「やらなければならないこと」を優先します。
その「やらなければならないこと」をリストアップし、そのなかからスタッフに「やりたいこと」を選んでもらいます。
そして、その「やりたいこと」をただこなしていくのでなく、きちんと「企画書」を書いてもらうようにします。
そうすることで、物事を戦略的に考えていく習慣をつけてもらいたいからですね。
企画書についてはコチラをご参照ください!
リーダーシップとフォロワーシップ
さて、ここからが本題の「リーダーシップ」と「フォロワーシップ」を伸ばす方法についてです。
前述した「やりたいこと」を企画書にまとめたことで、それによりプロジェクトが立ち上がったことになります。
それぞれのプロジェクトに賛同するメンバーを募り、プロジェクトメンバーを決めていきます。
ここはスタッフの人数やプロジェクトの規模によりますが、一人のスタッフが最低でも2〜3つのプロジェクトに属するように調整します。
そうすることで、スタッフは自身のプロジェクトでリーダーシップを発揮して成長するだけでなく、他のスタッフのリーダーシップも経験することができるので、より成長速度が増すことが期待できます。
そして、リーダーを経験することで、どう動いてくれたらありがたいかが分かってくるので、フォロワーシップも伸びていきますよね!
結局のところ、リーダーシップもフォロワーシップもお互いの関係性の下で成り立つものなので、コミュニケーションと同じく、チームの数だけ多様なカタチがあると思います。
それを引き出していくための仕組みづくりが大切かなと思います。
スタッフの持続的・自律的な成長
「やらなければならないこと」から「やりたいこと」を選択し、プロジェクトとしてスタートさせる。
複数のプロジェクトに参加させることで、リーダーシップ・フォロワーシップを学べる環境をつくる。
もう1つ大切なのは、プロジェクトを通じて成長させていくこと。
もちろんプロジェクト自体の成功が理想ですが、その過程のなかで細かい成功体験を積んでいけるようにしておくことが大切だと思います。
企画書作成の段階で求められるものになりますが、最終的なゴールに到達するまでの過程のなかで短期・中期・長期ゴールを設定しておきます。
その細かいゴールを達成していけているかどうかを検証するなかでトライ&エラーを繰り返していきます。
そうすることでスタッフが成功体験を積んでいくことができ、それが自信にもつながると思います。
この成功体験と自信が次の「やりたいこと」につながります。
そこまで持っていけるとこっちのものですw
あとはスタッフが自分で持続的かつ自律的に成長していってくれるようになります。
全体をマネジメントする立場であれば、スタッフの成長に伴いプロジェクトの質の向上や規模の拡大にいかに対応していけるかが重要になります。
そうすることで、組織として成長していけるのではないでしょうか?
以上が私なりのスタッフ育成のポイントでした!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ご意見・ご質問は私のTwitter(@idoco_daijiro)のDMでお受けいたします。
充実の“note”で飛躍的に臨床技術をアップ
CLINICIANSの公式noteでは、ブログの何倍もさらに有用な情報を提供しています。“今すぐ臨床で活用できる知識と技術”はこちらでご覧ください!
実践!ゼロから学べる腰痛治療マガジン
腰痛治療が苦手なセラピストは非常に多く、以前のTwitterアンケート(回答数約350名)では8割以上の方が困っている、35%はその場しのぎの治療を行っているということでしたが、本コンテンツはそんな問題を解決すべく、CLINICIANSの中でも腰痛治療が得意なセラピスト(理学療法士)4名が腰痛に特化した機能解剖・評価・治療・EBMなどを実践に生きる知識・技術を提供してくれる月額マガジンです。病院で遭遇する整形疾患は勿論、女性特有の腰痛からアスリートまで、様々な腰痛治療に対応できる内容!臨床を噛み砕いてゼロから教えてくれるちょーおすすめコンテンツであり、腰痛治療が苦手なセラピストもそうでない方も必見です!
実践!ゼロから学べる足マガジン
本コンテンツでは、ベテランの足の専門セラピスト(理学療法士)6名が足に特化した機能解剖・評価・治療などを実践に生きる知識・技術を提供してくれる月額マガジンです。病院で遭遇する足の疾患は勿論、小児からアスリートまで幅広い足の臨床、エコー知見などから足を噛み砕いてゼロから教えてくれるちょーおすすめコンテンツであり、足が苦手なセラピストもそうでない方も必見です!
実践!ゼロから学べる肩肘マガジン
本noteマガジンはCLINICIANSメンバーもみんな認めるベテランの肩肘治療のスペシャリスト(理学療法士)5名が肩肘の治療特化した機能解剖・評価・治療などを実践に生きる知識・技術として提供してくれます。普段エコーなどを使って見えないところを見ながら治療を展開している凄腕セラピストが噛み砕いてゼロから深いところまで教えてくれるので肩肘の治療が苦手なセラピストも必見のマガジンです!
YouTube動画で“楽しく学ぶ”
実技、講義形式、音声形式などのセラピストの日々の臨床にダイレクトに役立つコンテンツが無料で学べるCLINICIANS公式Youtubeチャンネルです。EBMが重要視される中、それに遅れを取らず臨床家が飛躍的に加速していくためにはEBMの実践が不可欠。そんな問題を少しでも解決するためにこのチャンネルが作られました。将来的に大学や講習会のような講義が受けられるようになります。チャンネル登録でぜひご活用ください♪登録しておくと新規動画をアップした時の見逃しがなくなりますよ!
※登録しておくと新規動画をアップした時に通知が表示されます。
なお、一般の方向けのチャンネルも作りました!こちらでは専門家も勉強になる体のケアやパフォーマンスアップに関する動画を無料で公開していますので合わせてチャンネル登録を!