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批判だけする人は行動する人に勝ることはない!行動しよう!

こんにちは、CLINICIANSの代表のたけ(@RihaClinicians です!

本日は批判だけする人は行動する人に勝ることはないので行動しましょうというお話をしたいと思います。

“批判”って、臨床で目に余ることが多いですよね。笑

 

批判だけする人は行動する人に勝ることはない

日常生活や臨床業務に携わる中で、人のことを批判する人って多くないですか?

批判だけして結局どうしたらいいの?

そんな風に思うことは多々ないですか?

行動を起こしている人は、既にその行動が何かしら誰かに良い影響を与えると思って行動をしています。しかし、批判する人は、そんなレベルに到底達していないし、行動すら起こしていません。

頭で考えていたり、ただ単に否定することは簡単だけど、行動を起こすことは簡単ではありません

でも、行動を起こせばその行動に関係した人にも影響があるので、なにか新しい変化が生まれたり、行動を起こしたことによる変化の結果が再び自分自身にフィードバックされるのでどんどんその行動は良いものになっていきます。

そのような意味で、僕は批判だけする人は行動する人に勝ることはないと思っています。

 

マーケティング手法が日常的に飛び交っていることにみんな気づいていない?

なぜ上記のようなお話をするかというと、先日、友人との会話でこのような場面がありました。

 

この友人は筋膜リリースっていう細かいところにこだわりすぎて重要なところが見えていないことがわかりますよね。

このようなセミナーはマーケティングをして客を集めなくてはなりません。

だから、マッサージのことを筋膜リリースと言って、臨床に携わる療法士が食いつくような謳い文句でマーケティングをしているのです。

 

友人は筋膜リリースと言っている人を馬鹿にしていますが、どっちが頭悪いかよくわかりませんよねw

 

マーケティング手法が日常的に飛び交っていることにみんな気づいていないのかな?

 

真意を見極めろ!情報の整理・吟味は自分の責任

ちなみに僕はこのような徒手療法セミナーは行なっていません!w

 

ただ、ツイートにも書いていますが、セミナーをやるなら、マーケティングで謳い文句を使うのは良いけど、受けた人にちゃんと真意は伝えないといけないと思います。

筋膜リリースの例で言えば、

「これは筋膜リリースと言っているけど、実際はただのマッサージで筋膜がつながっているその部分をリリースすると筋膜が緩んで効果があるのです」

っといった感じですね。

 

セミナーを受講される療法士一人一人がこれを自分自身で判断できるとは限らないので、最低限セミナーを開催する側はこれが間違っていることを知っておかないといけないし、自分たちがアウトプットする情報の効果・機序を可能な限り科学的根拠に基づいて説明しなくてはならないと思います。

 

僕の知る限りでは、このようなセミナーを開催している人自体は本当に良い腕を持った臨床家が多い印象ですし、実際に臨床で患者さんへ良い治療を提供されていて、それを多くの方に広めようとして行動している素晴らしい社会貢献をされておられる方もおられます。

そのような方は今後も応援していきたいですね。

 

これを見ておられるみなさんは、セミナー開催者でない方が多いことと思いますが、セミナー開催者に全て責任があるわけではありません。

責任はすべて自分自身にあります。

その情報が果たして十分に根拠があることなのか?

患者さんの治療で使って本当に大丈夫なものなのか?

 

臨床で患者さんと向き合うのは自分自身です。

個人のセミナーであっても、理学療法士協会主催のセミナーであっても、いくら凄い先生から教えてもらった内容であっても、患者さんを治療するのはあなたです。

 

情報の判断が適切に行えるように、普段から情報を整理・吟味する習慣を身につけましょう。

 

臨床を実践していない研究者は自身の研究結果をもって否定してはいかがですか?

また、上記のような臨床家の知見を実際に臨床をしていない研究者が頭ごなしに否定する場面もよく見受けられます。

ツイートにも書いていますが、僕はこれは違うと思います。

 

実際にセミナーをやって多くの人に治療を広めようとしている臨床家の多くは、本当に体に変化が出るような治療技術を有していることも多いです。

自分が臨床をしてもいないのに、臨床で結果が出せる人の技術を否定するを見ていると僕はかなり不快ですね。

「自分が研究して証明しなくても過去の論文の知見からあなたのやっていることは否定できると思いますよ」なんて言う人もいますが、実際にその人の治療を検討したわけではないのですよね?

これは研究者の方は言っていることがよくお分かりだと思います。

研究の対象者、介入方法、評価方法が異なれば結果は違ってきます。特に介入方法なんていくらでも変わります。マッサージにしても圧力や押す方向、速度、時間などなど・・いくらでもやり方は変わるので実際に確認してみるしかないのです。

 

以前に振動刺激療法の記事でちょっとだけご紹介した川平先生の考案した促通反復療法なんかも良い例です。

伸張反射を加える点を重視したことがこれまでの治療とは違いますが、PNFパターンを使ったりとか、運動を繰り返すとか、今まで当たり前に行われていて十分な結果が出ていなかった治療と同じようなものです。

それをうまく組み合わせて臨床で結果を出し、RCTの結果を繰り返し出したことで脳卒中治療ガイドライン2015にも掲載されるほどのものになったんです。

 

冒頭でも述べたように、批判だけする人は実際に行動をしている人に勝ることはありませんので、研究者の方は違うと批判するものがあるなら、それをご自分で研究して結果として臨床家に提示してはいかがでしょうか?

研究結果を提示すれば、臨床で実践している臨床家はそれを元に患者さんへもっと良い治療を提供できますし、実際に研究結果が臨床家のいう通りに良い結果が出ればそれはそれで新しいリハビリテーション治療が生まれると思います。

 

結果として、治療者や研究者、患者さん、関係するすべての人が幸せになります。

 

 

リハビリテーションは元々、臨床ばかりが先行し、EBMが後追いしてしまっている状況でした。

しかし、現在ではEBMばかりが求めらる風潮にあり、研究者が言うことが正しいようで臨床家が否定されている場面が多々見られます。

理学療法士協会はこの辺りも重んじていて、症例検討なども大事にしていて素晴らしいと思うのですが、一人一人のセラピストがその辺りもしっかり認識して研究と臨床の面で患者さんに良いものを提供していかないといけないと感じているこの頃です。

※上記の文章では研究者の方を否定しているようですが、僕は川平先生のお話をしたような形で臨床の結果を出そうとせず、研究者の方の情報を軽んじる臨床家の方もあまり好きではありません。

臨床家も研究者も両者に認められる行動が大事だと思います。

 

 

何はともあれ、何事も批判するだけにならず行動で示していきたいですね。

もし今回の内容を読んでその真意が伝わった方がおられましたら、

今すぐ行動してください!

 

僕も口だけにならないように毎日毎日自己研鑽と研究を進め、アウトプットを繰り返しています。

行動していれば、いつかお会いできるかもしれませんね。まだまだ未熟者ですが、その時は何卒宜しくお願い致します。

 

本日は以上で終わりです。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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たけ
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