フットケア

肉離れを早く治す方法〜後脛骨筋の肉離れを例に〜

こんにちは、鳥取県米子で体作り専門店を営む、運動と靴が好きなRyoko(@sprittr7です。

今回は肉離れを早く治す方法を後脛骨筋の肉離れを例に簡単に解説していきたいと思います。

本記事を読むメリット

・後脛骨筋の解剖がわかる

・足の内側縦アーチ形成について理解できる

・肉離れ部位のストレスを減らす方法がわかる

・その他の治療に応用できる

 

肉離れはよく起こり、後脛骨筋の肉離れもある

みなさんは肉離れになったことがありますか?

肉離れになると、動くと痛いし生活も大変です(^_^;)

地区の運動会で久しぶりに動いて

肉離れやアキレス腱断裂など・・・よく聞く話です。

 

タイトルにもある、『後脛骨筋の肉離れ』。

肉離れとしては聞き慣れない部位かもしれませんが

・サッカーをしていてスパイクで蹴られた

・足のアーチが落ちている状態でオーバーワークをしてしまった

など誘引はいくらでも考えられます。

 

後脛骨筋の肉離れは治療がしにくく足の機能が落ちていく

後脛骨筋は、脛骨と腓骨に引っ付いています。

腓腹筋やヒラメ筋の下になり触診しにくい部位なので、電気治療などもしにくいわけです。

出血斑があり安静固定、足も接地できない・・・

すると、足の機能は弱るし、出血斑がなくなった頃には組織の中では癒着が起こり、後脛骨筋だけでなく腓腹筋やヒラメ筋を含め筋の機能低下が予測されます。

では後脛骨筋の状態を整え、ストレスがかかる要因を減らし、患部を早く治すにはどうしたらいいか?

“たけ”
“たけ”
触診については以前にYoutube動画でアップしています。

 

後脛骨筋のストレスを減らし患部を早く治す方法

ポイントは、後脛骨筋の働きです。

後脛骨筋は以前の記事でも紹介されていた通り足部の舟状骨に付き、内側縦アーチを形成します。

すなわちアーチの状態が整うと後脛骨筋の負担は減るということです。

後脛骨筋自体にかかる負担が減って適度な動きが出れば、患部が治りやすい状態を作れます

内側縦アーチを整えるには?

・筋緊張を落とす

・収縮して正しい運動パターンを学習させる

・血流を促す

・アライメントを整える

・テーピングをする

・インソールを使用する

“Ryoko”
“Ryoko”
ご自身がやりやすい方法でアプローチしてみるといいと思いますよ!

 

内側縦アーチの形成→アーチ形成に関わる筋肉や靭帯のストレス減少→患部が治りやすい状態を作るという流れになります。

 

今回は後脛骨筋を例に出しましたが、肉離れや筋肉の機能低下があった場合の考え方として応用はたくさんできますので、このような考え方をぜひ活用してください。

見方を変えてみると、施術のバリエーションが増えていきます。

 

色んな発見をしながら臨床、現場で是非してみてください!

最後までお読みいただきありがとうございました。

 


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たけ
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