作業療法

人は生まれながらにして何かしらの作業をしている。何かしらの目的を持ち行うことすべてが作業(occupation)でありこの治療が作業療法!

こんにちは、CLINICIANSのメンバーのしゅうです!

前回は作業療法の捉え方についてお話ししました。

なかなか難しい部分ですが、ぜひ丁寧に考えていきたい部分です。

さて、今回は前回の記事であまり触れていない作業(occupation)についてお話ししたいと思います。

 

作業ということば ~日本でのイメージ~

みなさん、作業ということばから何を想像しますか?

「何か作ること!」

「何か従事すること…仕事とか!」

 

日本では「◯◯作業」という使われ方をするため、そのような想像となるのかもしれません。

 

ちなみに辞書では…

さぎょう【作業】

( 名 ) スル

①  仕事。主として肉体労働を伴う仕事にいう。 「農-」 「単純-」 「 -員」 「 -服」 「 -場」

②  肉体あるいは精神を通して、ある具体的な結果を生み出すこと。 「 -効率」

③  行為。所行。 「サントスの御-」

引用:三省堂 大辞林 第3版

 

となっており、やはり解釈は似てますね。

 

作業療法の『作業』

作業療法の作業は英語でoccupationといいます。

辞書で調べると

occupation

【主な意味】

職業、業務、(楽しみまたは日常生活の一部としての)時間の費やし方、気晴らし、従業、(土地・家屋などの)占有、居住、(地位・職などの)保有、占有期間、占領

引用:Weblio英和辞書

 

日本での解釈と似ている部分もありますが、違う部分もありますね。

「時間の費やし方」「占有」というようなものは日本での解釈にはありません。

 

 

ウィキペディアにとても良い説明がありましたので引用掲載します。

ページへアクセスしその他の項目も読んでみてください。

作業 (さぎょう、英語: occupation) とは、日々の生活で行われ、名付けられている一群の活動と課題であり、個人と文化によって価値と意味があたえられたものである。

引用:ウィキペディア

 

 

すこし『作業』ということばが掴めたでしょうか?

私たちが何かしらの目的を持ち行うことすべてが作業と定義できると言えますね。

人は生まれながらにして何かしらの作業をしている

そして、その作業を行うことに何かしら支障が生じている場合に作業療法が行われます。

 

『作業』について知るには?

世間一般の多くの人は作業(occupation)という言葉にピンとこなければ『自分自身の作業』についても考えた経験は少ない、もしくはほぼないでしょう。

私自身、この仕事をしていなければおそらく考えることすらしていなかったと思います。

自分自身の作業を考えることや振り返ること、実はそうする過程の中で、自分自身が大切にしているもの、価値観、役割などに改めて気付くことができたりします。

実はこれが作業療法を行う上でとても有用になります。

そして、このような誘導ができるのは作業療法士の関わり方次第かなと思います。

 

評価の際に面接評価を行っていますか?

『作業』についての情報を持っているのはクライエントやその家族、友人たちだったりしますが、そういったところから情報を得てますか?

医学的な情報ももちろん大事ですが、ICFでいうところの背景因子をどこまで把握していますか?

こういった情報収集...大事ですよ。

 

 

少しざっくりとしたお話でわかりにくかったかもしれません。

作業について知るにはこちらの書籍も参考になりましたので、興味のある方はぜひ手に取って読んでみてください。

 

 

本日はこれで終わります。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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