フットケア

足の専門家が教える!子供の靴を選ぶ際の注意点とポイント

こんにちは、鳥取県米子で体作り専門店を営む、運動と靴が好きなRyoko(@sprittr7です。

 

4月は入園、入学の季節ですね。

新しい自分の道具を買ってもらうのはワクワクして嬉しい。

今回は、子供の靴を選ぶ際の注意点とポイントを簡単にまとめましたのでぜひご覧ください。

 

ちょっと待って!靴を買う前に重要な大前提

まず、大前提として服と靴は同じように考え、扱わないことをおすすめします。

具体的にいうと、お古は絶対にやめた方がいいです。

服と靴は違います。

兄弟だとしても、個人は違うので、型がついた靴を履かせることは

体を歪ませているようなものです。

となると、中古も避けた方がいい、ということになります。

 

内反小趾になる?!注意が必要な履物

次に、ゴム製の上履き、長靴、ブーツ。

これらを履くと、一ヶ月もしないうちに、ほぼ100パーセントの割合で内反小趾になります。

“内反小趾”とは、小指が薬指の方を向く指の変形です。長靴やブーツというのは、性能面では足の安定性が低く、トゥボックスと呼ばれるつま先部分は大きく作ってある形状をしています。大きい靴を履いていることになるので、靴の中で足が前後左右に動き、指が靴に当たります。その結果、小指の向きが薬指の方を向き、小指の爪が擦れて小さくなることもあります。自分の足や、お子さんの指をチェックしてみてください。

つま先の形や足の長さにあった履物の詳細についてはだいきさんが以前に投稿された足に適した履物の選び方〜臨床における足長とつま先の形の評価と指導〜をご参照ください。

“Ryoko”
“Ryoko”
内反小趾になると

・バランスが悪くなり転びやすい

・走り方がペタペタしている

など体の動きにも変化が出ます。

 

通学靴の人任せは危険!子供のジャストサイズを計測しましょう

続いて、通学靴

学校の物品販売では、流れ作業的に靴も販売されます。

販売員の方から大きいサイズを勧められたと耳にしますが

購入前に足のサイズを測り、ジャストサイズを買うと良いです。

大半の部活が通学靴を履き、外周やランメニュー(走るメニュー)をします。中学校や高校の3年間、通学靴はもたないので、外用の靴を使用したり、途中で通学靴の買い換えをご提案します。

足に合ったサイズの靴選びの基本は、かかとをトントンして合わせ、つま先の余りが指1本分。これについても以前にだいきさんが知ってますか!?靴の「ヒールロック」のパーツを調整するだけで足のトラブル低下やパフォーマンスができること!で似たような内容をお話ししていましたね。

内反小趾の解決策は、足に合ったサイズの靴を履くこと、必要であれば足の指の運動機能を補うインソールが適応になります。

自分、お子さんの小指を見て薬指の方に曲がっていた方。子どもの運動神経を伸ばしたい保護者の方。

差を付けるならですよー!

最後までお読みいただきありがとうございます。

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https://connect-clinicians.com/footcare/shoes-fit-method/

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