こんにちは、CLINICIANSの代表のたけ(@RihaClinicians )です!
本日はピラティスの生みの親、ジョセフH.ピラティス氏が1920年に著書のReturn to Life Through Contrologyで述べた8つの理論について掲載しました。
ピラティス氏はエクササイズを成功への導くためにはこの8つの理論が重要と提言したものを簡単にまとめました。
成功へと導く8つの理論
ピラティス氏が提言した成功へと導く8つの理論は以下の通りです。
①コンセントレーション
②コントロール
③センタリング
④フロー
⑤プリシジョン
⑥ブレス
⑦リラクゼーション
⑧スタミナ
一つ一つについて簡単に解説していきます。
①コンセントレーション
エクササイズをする際は、常に正しい動きができるように集中して行わなければならない。
意識しなくてもできるようにマスターしておかなければならない。
②コントロール
筋肉は自身の意思に従って動くことが理想的。
筋の反射運動ではなく、コントロロジーは意識が筋肉をコントロールすることから始まる。
③センタリング
全ての動きは安定した体の中心から作られる。
この中心はパワーハウスと呼び、両肩た両腰からなる長方形の部分を示す。
④フロー
コントロロジーとは、体が猫のようにしなやかな動きとなるように、体を柔軟にして引き伸ばすこと。
エクササイズは優雅で流れるように、そして常に一定スピードで行う。
⑤プリシジョン
知識を犠牲にしてまで結果を求めてはならない。
指導は正確に伝えなければならないし、どんな細部にわたる事であってもしっかりと掘り下げて説明しなければならない。
⑥ブレス
息を吐くときは、肺の中がまるで真空状態になるように、さらに肺から全ての空気がなくなるまで絞り出していくように呼吸する。
全ての動きは呼吸と結びついている。
⑦リラクゼーション
リラクゼーションとは緊張することなく動きを習得すること。
重要視していることは、動作を行うためには最小限の筋だけを動かすということ。
⑧スタミナ
筋疲労は、身体に対する毒の一つである。
終わりに
さて、今回ご紹介した8つの理論は全て、ジョセフH.ピラティス氏が1920年に著書のReturn to Life Through Contrologyで述べられた内容です。
いかがでしょうか?
・・この人は、約100年前にこれが大事だと言っていたのです。
こう考えるとすごくないですか?
現在のトレーニング概念にも直通している大事なことがしっかり詰まっています。
今回は簡単にご紹介しましたが、今、あなた自身が指導を行っている内容は、ちゃんと上記のポイントができていますか?
ご紹介した内容の一つ一つは本当に重要であり勉強になるところが多いため、もし今回の投稿を見て再考されるものがあれば、ぜひそれについて深く考え直していはいかがでしょうか。
そして、他のものも全て含んで自分が指導を提供できているかどうか・・僕もこれを改めて見直していて非常に勉強になりました。
少しでもご参考になれば幸いです。
ちなみに、今回のようなエクササイズのポイントは、僕が認定を取ったPHIピラティスの認定の際に教えていただきました。PHIピラティスでは、ピラティス氏のこのような考え方を大事にしながら年を重ねるごとにパワーアップしております。興味がある方はぜひ!
本日は以上で終わります。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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