はじめに
どうも!岡(@TrainerWao)です!
今回は皆が必ず気になるテーマ
『給料の上げ方』ですね!
院外や副業とかで稼ぐのは、もう時代の流れで、
当たり前になってきてますよね。
そこの副業(複業)に関しての辺りは、
色んなブロガーさんが解説してくれるので、
まぁ、それを見て頂けたら良いと思うのですが…笑
意外に、病院内での理学療法士の給料の上げ方が取り上げられる事が少ない様に思うので、今日はこれに着目してツラツラと書いていきたいと思います。
ちなみに、これは僕の実体験では無く、知人の例です!
ただ、誰かがやっているという既成事実があれば動きやすかったり、勇気が出たりする事もあると思うので、ぜひ知って頂ければと思います。
必ずこれ!という訳ではなく、少なからずのヒントやアイディアとして見て頂ければ幸いです!
それと、僕は外で活動する人間ですが、
院内の方が良い~とか
院外の方が良い~とか
全くそんな気持ちはありませんので、息抜き程度に見ていただければと思います!
では、初めていきましょう!
基本的な院内の給料事情とは?
まずはスタート地点、自分の立ち位置を確認していきましょう!
理学療法士等の院内業務は保険内診療なので診療報酬が主な収益口です。
そこから、出来高制になれば良いのですが、
基本的に108単位/週なので、個人事業みたく、青天井にはなりません。
非常に簡単に計算すると、
1単位あたり大体200点(2000円)を1日20単位行ったとすると、200点×20単位で4万円の売り上げです。
週5日の勤務を4週間すると実働20日、すなわち単純計算で月間80万円程度の売り上げです。
ここで重要になるのが『労働分配率』です。
↓
https://hpcase.jp/kaikei_pl2/?doing_wp_cron=1582641661.6925759315490722656250
ここに書いてある様に大体人件費は全体の50%ぐらいで、他は経営経費へとなります。
その50%ぐらいの人件費にも、税金やら退職金積立金やら色々あって…
すなわち、ここで言いたいことは、
① 最終一人当たりの売り上げに関しては最終制限がある
② 色んな経費を差し引いていくと今の平均給与ぐらいにはなる
ってことですよね!
こんな風に計算していると、経営陣側からしたら給料の頭打ちが起こる事が目に見えてるので、昇給の頭打ちが頻発するという流れになります。
よって皆、違う所から所得を得ようとして、副業をどんどん始めている状態ですね!
では、本当に院内で出来る『昇給する方法』は無いのか?
着目していきましょう!
院内の仕組みから考える
先ほど、ただ働くだけでは稼げないし、天井は知れている。そんなお話でした。
では、どんな方法が良いのでしょうか?
色々話聞いていると、企業や病院にとっては、院内事業の拡大は業務の範疇とされてしまう流れがあるらしく、個人が交渉のテーブルにもつけない事が多い様ですね。
そこで、僕の知人は『就業規則』を熟読する事を始めました。
僕も就業規則を熟読する事に賛成です。
なぜなら、その組織のルールブックなので、
どこまでがOKで、どんな事が出来て、どこまでがNGなのか示してくれているからです。
しかも、就業規則はいちいち全部書いてたら面倒くさいので、どこかのパクリだったりする訳です。
なので、基本的な形式はどこも同じです。
で、それらを見ている人は結構、冠婚葬祭だったり、有休の事は見ているものですが、
実はそこに見て欲しい所があります。
そんな項目を知人は目をつけました。
給料を上げる為の院内の動き方
知人が目をつけたのは報酬決定項目の『役職手当』です。
そこの役職手当がなんと数十万円と書いてあったのです。
これを聞いた皆さんは
『え、そんなん年功序列だし無理だよ~』
『役職手当なんて仕事増えるだけだよ~』
こう思われると思います。
それは、全然違います!
僕の知人は役職手当に目をつけただけで、
決して、部内で躍進を狙う訳ではありません。
それは自分で新しいリハビリ科でもなく、理学療法科でもなく、
自分がトップになる『〇〇部署』を作るということです。
〇〇という実際の具体的名称は組織守秘義務であるので伏せますが、なんでも良いと思います。
地域サービス根ざした身体相談の部署。
院外活動を広報する部署。
部活動のサポートを管轄する部署。等々
部署の作り方や方法論はいっぱいありますよね!
要は、人の悩みを解決する、できる様な窓口を『部署』にすれば良いっていう考え方です。
逆にそこをマネタイズする観点は理学療法士の強みかと思います!
最終は病院の利益になれば、それは理学療法士の資産価値ではなく、あなたの資産価値になります。
そこで、給料交渉のテーブルについてしまえば、完璧ですよね!
結果を求めるために…
やはり『自分自身の価値を高める』。
最終的にはこれに尽きるのではないでしょうか?
なんにせよ、自分に武器がないと始まりません。
院内で何か不満や鬱憤が溜まっている場合は、
・自分に何かできる事がないか?
・自分に何があるのだろう?
・自分が組織に対して貢献できることは何だろう?
これを自問自答していると、不思議とやることが見えてきたりします。
もちろん、臨床をきちんとする!というのは大前提です。
しかし、臨床の上でも、組織が枠組みを作ってくれているから、
安心して働けている部分もあると分かると、
給料をもらっている身からしたら、結構しみますよね!笑
なので是非、
毎日、毎月、毎年、自分をこの様に見つめ治す時間があっても良いのではないかな〜と思っています。
僕の知人はそれで飛び抜けた訳です!!
しっかり周りから飛び抜けていきましょう!
PS
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