こんにちは、だいじろう(@idoco_daijiro)です。
先日、geneの張本先生(@harimotoene)がこういったツイートをされていました。
PT・OTの40歳年収イメージ(地方の話し、東京は異次元)
※あくまでも僕の印象です(´・ω・`)
400万円以下→自己研鑽を怠ったか、職場内で評価されなかった
400~600万→適正な自己研鑽を積み、職場でもある程度評価された状態
600~700万→適正な自己研鑽と職場での結果を出せた人
— ハリPT@geneの中の人 (@harimotogene) November 18, 2019
PT・OTの40歳年収イメージ(地方の話し、東京は異次元)
※あくまでも僕の印象です。
400万円以下→自己研鑽を怠ったか、職場内で評価されなかった
400〜600万円→適正な自己研鑽を積み、職場でもある程度評価された状態
600〜700万円→適正な自己研鑽と職場での結果を出せた人
700〜800万→適切な自己研鑽+職場結果+外部講演など
800〜1200万→適切な自己研鑽と大きなリスクテイク(起業など)のリターン
1200〜2000万→起業した会社が適切に成長
2000〜3000万→起業した会社が時流に乗り大幅な成長をしている
3000万以上→自己研鑽+リスク+幸運の相乗効果
この内容について、どう感じますか?
私はこのツイート内容に同感です。
療法士がキャリアアップしていくため(とくに職場のなかで)には、張本先生がおっしゃるように「適正な」自己研鑽が必須だと思います。
ですが、「適正な」自己研鑽というのを間違えて捉えてしまっている療法士が非常に多いように思います。
よって、今回はこの「適正な」自己研鑽についての私なりの考えをまとめていきたいと思います。
療法士に求められる「適正な」自己研鑽とは?
私が考える「適正な」自己研鑽とは
「自分が『こうした方がいい』と思える自己研鑽」
ではなく
「顧客のニーズに応えられる自己研鑽」
です。
どうしても前者のような自己研鑽をして「頑張っているのに認めてもらえない」という療法士が多いと思います。
ビジネスでは当たり前のことですが、どんなに良いこと・正しいことをやっていたとしても、そこに価値が生まれるかどうかは分かりません。
顧客のニーズに応えて初めて価値が生まれます。
そして、これも気をつけないといけないのは、ここで示している私たち療法士の顧客対象は「患者」ではなく「経営陣」だということ。
もちろん「経営陣」は患者のニーズに応えようとしているはずですので、「患者」のニーズに応えることが必ずしも間違っているわけではありません。
しかし、「患者」のニーズに応えてさえいれば評価されるかというとそれは間違い。
療法士としてのキャリアアップを考えていくときには、まず「経営陣」のニーズに応えられるよう自己研鑽を積んでいくことが大切なんです。
ここで「経営陣」のニーズについて考えてみましょう!
経営陣のニーズってなんだろう?
あなたの法人の経営陣のニーズを理解していますか?
患者さんのニーズであれば、直接聞けますし、困っていることが具体的にあったりするので、分かりやすいかと思います。
ですが、経営陣のニーズって分かりづらいですよね?
とくに法人が大きくなればなるほど、経営陣と直接話す機会も少ないかと思います。
そんな中で経営陣のニーズを理解するためにはどうしたらいいか?
そこで大切になるのが「ビジョン・ミッション・バリュー」の理解です。
職場によっては「理念」という言葉で示されているかと思います。
基本的にはそのビジョンや理念といったものが経営陣のニーズとなります。
所属する法人のビジョンや理念に沿った自己研鑽を積んでいくことが経営陣のニーズに応える近道だと言えます。
もし法人のビジョンや理念を知らないのであれば、まずは上司に聞いたりして確認してみてください。
自分がこうありたい・こうあるべきを満たすための自己研鑽ではなく、経営陣のニーズに応えるために自己研鑽を積んでいくこと。
これが療法士としてのキャリアアップの第1歩です!
まとめ
今回のまとめは以下の通りです。
・経営陣のニーズに応えるための自己研鑽をはじめよう!
・経営陣のニーズはビジョンや理念から理解しよう!
いかがだったでしょうか?
「そんなこと、分かっとるわ!」という方もいるかと思いますが、多くの療法士は自己研鑽について間違えて捉えてしまっていると思います。
そして、その間違った自己研鑽を認められないことに不満を感じ、自己研鑽をやめてしまっている療法士も…
そんな思いをする療法士が少しでも減ればいいなぁと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ご意見・ご質問は私のTwitter(@idoco_daijiro)のDMでお受けいたします。
【謝辞】
本記事内でツイートを引用させていただいた張本先生(@harimotogene)に感謝を申し上げます。ありがとうございました!
充実の“note”で飛躍的に臨床技術をアップ
CLINICIANSの公式noteでは、ブログの何倍もさらに有用な情報を提供しています。“今すぐ臨床で活用できる知識と技術”はこちらでご覧ください!
実践!ゼロから学べる腰痛治療マガジン
腰痛治療が苦手なセラピストは非常に多く、以前のTwitterアンケート(回答数約350名)では8割以上の方が困っている、35%はその場しのぎの治療を行っているということでしたが、本コンテンツはそんな問題を解決すべく、CLINICIANSの中でも腰痛治療が得意なセラピスト(理学療法士)4名が腰痛に特化した機能解剖・評価・治療・EBMなどを実践に生きる知識・技術を提供してくれる月額マガジンです。病院で遭遇する整形疾患は勿論、女性特有の腰痛からアスリートまで、様々な腰痛治療に対応できる内容!臨床を噛み砕いてゼロから教えてくれるちょーおすすめコンテンツであり、腰痛治療が苦手なセラピストもそうでない方も必見です!
実践!ゼロから学べる足マガジン
本コンテンツでは、ベテランの足の専門セラピスト(理学療法士)6名が足に特化した機能解剖・評価・治療などを実践に生きる知識・技術を提供してくれる月額マガジンです。病院で遭遇する足の疾患は勿論、小児からアスリートまで幅広い足の臨床、エコー知見などから足を噛み砕いてゼロから教えてくれるちょーおすすめコンテンツであり、足が苦手なセラピストもそうでない方も必見です!
実践!ゼロから学べる肩肘マガジン
本noteマガジンはCLINICIANSメンバーもみんな認めるベテランの肩肘治療のスペシャリスト(理学療法士)5名が肩肘の治療特化した機能解剖・評価・治療などを実践に生きる知識・技術として提供してくれます。普段エコーなどを使って見えないところを見ながら治療を展開している凄腕セラピストが噛み砕いてゼロから深いところまで教えてくれるので肩肘の治療が苦手なセラピストも必見のマガジンです!
YouTube動画で“楽しく学ぶ”
実技、講義形式、音声形式などのセラピストの日々の臨床にダイレクトに役立つコンテンツが無料で学べるCLINICIANS公式Youtubeチャンネルです。EBMが重要視される中、それに遅れを取らず臨床家が飛躍的に加速していくためにはEBMの実践が不可欠。そんな問題を少しでも解決するためにこのチャンネルが作られました。将来的に大学や講習会のような講義が受けられるようになります。チャンネル登録でぜひご活用ください♪登録しておくと新規動画をアップした時の見逃しがなくなりますよ!
※登録しておくと新規動画をアップした時に通知が表示されます。
なお、一般の方向けのチャンネルも作りました!こちらでは専門家も勉強になる体のケアやパフォーマンスアップに関する動画を無料で公開していますので合わせてチャンネル登録を!