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“きく” は話す以前に大事なこと〜 “きく力” は信頼されるコミュニケーションの最高の武器〜

こんにちは、理学療法士のまさし@egaowakuwaku です!

  みなさん!! 日々、臨床にあたられている中で会話はされますよね?

“だいき”
“だいき”
今さら、何言ってんだ!?

そんなの当たり前じゃないか!!

“まさし”
“まさし”
だいきくん、まあまあちょっと待って・・笑

ってこんな声が聞こえてきそうですが、今回はその当たり前の会話の中で、“きく” について書いて行きたいと思います!

みなさんは“きく” ことってどう捉えてますか?

 

聞くと聴くの違い

まず、きくと一口に言っても、大辞林 第3版によると大きく分けて以下の2つの意味合いがあります。

 

聞く➡︎音や声を感じとる

聴く➡︎注意して耳に入れる

 

このように、 会話の中でいう ” きく “の中でも

「聞く」は、自然にきこえてくる

「聴く」は、注意してきく

という意味で捉えられます。

普段みなさんが臨床で行なっている傾聴は「聴く」の方ですね!

次からは、この「聴く」上で、大事なポイントをご紹介していきます!

 

聴くとは?

普段、みなさんは臨床で傾聴することは意識されていることかと思います。

“だいき”
“だいき”
今さら ” 聴く ” ことのポイント!?

そんなの知ってるよ!

“まさし”
“まさし”
まあまあ・・って、別所くん、、、しつこいよ。笑

 

と、だいきくん(苗字:別所)のように言われる方もおられるかと思いますが、そんな当たり前のことだからこそ、できてるようでできていないことがあるかもしれません。

あぁそういえば、できてないかもなぁ…

そう少しでも思われる方は、この先も読んでいただけると、何かに気づくキッカケになるかもしれません。

 

では、「聴く」ことのポイントです!!

聴くことのポイント

・相手に興味を持つ

・相手の言うことを否定しない

・話を途中で遮らない

・頷く

・相手の目を見る

・相づちを打つ

次からは、もう少し掘り下げてみたいと思います。

 

“聴く” ことの第一歩は「相手に興味を持つこと」

ポイントの中で、まず大事なのは、 「相手に興味を持つこと」だと思います。

興味を持っていないと、相手の話をきいているようでも、適当な相づち、返事になってしまい、それを相手が感じ取ってしまうと思います。

そうすると、相手はこの人に話をしてもきいてもらえてないなぁと感じ、話をしてくれなくなってしまうこともあるかもしれません。

よって、まずは、相手に興味を持つことで、その他のポイントが活きてくると思います!

 

“聴く” は話す以前に大事なこと 〜 ” 聴く力は最高の武器〜

タイトルにも挙げましたが、 ” 聴く ” ことは絶大な力を持っていると日々、感じています!!

こんなエピソードがあります。

患者さんのご家族さんからの話で、

「家ではほとんど喋らないのに、ここでは人が変わったように喋っている」

 

なぜでしょう??

これは、もしかしたら、関わっているスタッフさん、他の患者さんに話を聴いてもらえていることから、家にいる時とは違い、話されるようになっているのかもしれません。

 

このように、聴くということは、 この人だったら話を聴いてもらえるという安心感を与え、それが次第に信頼感にも繋がっていくんだと感じます。

そして、話を聴いてもらえると、私たちセラピストの話を受け入れていただけるようになると思います。

こちらの言い分を通そうと思っても聴き入れてもらえないことってありませんか?

そんな時は、もしかすると、 ” 聴く ” ことができていないのかもしれません。

聴くことができるようになると、相手との関係が良くなることは間違いありません!!

そういった意味で、” 聴く力 ” はコミュニケーションの上で、最高の武器だと考えます!!

 

まとめ

まとめ

・聞くは自然にきこえてくること

・聴くは注意してきく、傾聴の意味

・聴くことの第一歩は相手に興味を持つこと

・聴くことは相手に安心感を与え、信頼感に繋がる可能性がある

 

 

みなさん、いかがでしたでしょうか?

聴くことの大事さを改めて感じていただけたら、幸いです。

 

これは、いっときすればいいというものではなく日々の積み重ねだと思っています。

聴くことは、臨床だけではなく、 普段の友人、家庭など様々な場面でも大事で、練習していけることだと思います。

 

ここまで、えらそうに言ってきた僕は、聴くができていないことが多々あり、失敗をたくさんしています!笑

なので、今回ご紹介したことを意識するようにしています。

 

まずは、意識することから始まると思います。

みなさんの臨床に少しでも活かせると感じてもらえたのなら、幸いです。

本日は、以上で終わります。 最後までお読みいただき、ありがとうございました!


 

参考資料

“まさし”
“まさし”
医療・福祉の現場で使える『コミュニケーション術』実践講座は、PTとしての経験がある鯨岡栄一郎さんの本です。

タイトルの通り、実践的で説明がわかりやすく、すぐに活用できることばかりです。 興味のある方は是非!!

 

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“まさし”
“まさし”
鴨頭嘉人さんのYouTubeは、毎朝通勤時間に聴いているほど、好きな動画です!!

本質を突いていて、いつも気づかされることばかりです!

こちらも興味のある方は是非!!

 

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