こんにちは、骨折研究をしているまっつぁん(@fractureprevent)です!
今回はHip and spine bone mineral density are greater in master sprinters, but not endurance runners compared with non-athletic controls.のレビューで高齢スポーツ競技者の骨量は競技の種類で違うのか?というちょっとマニアックな内容です。
簡単に概要を説明しますので、気になった論文は是非自分でも読んでみてください。
ざっくり内容を見る
Hip and spine bone mineral density are greater in master sprinters, but not endurance runners compared with non-athletic controls.
高齢者の短距離ランナー(マスターズ)の骨量は運動をしていない人とどれくらい差があるのでしょうか?
38名の短距離ランナー(71 ± 7歳)と149名の長距離ランナー(70 ± 6歳) と、59名のスポーツをしていないコントロール群(74 ± 5 歳)を比較し、骨量にどれほど差があるかを調べました。
すると、短距離ランナーはその他の群より、腰椎も大腿骨も0.2gcm-2程度の有意に骨量が高いという結果でした。
一方で長距離走とコントロール群では差がないという結果でした。
考察の解釈と重要点
考察では短距離走では、その競技の特性から骨にかかる負荷が強いことが骨量が多い要因であり、若いアスリート同様の結果であったと述べられています。
長距離ランニングも有酸素運動ですので、何もしていないよりも骨量が多そうですが、骨量維持には十分な骨へのメカニカルな負荷が必要のようです。
スポーツ歴が子供の頃からなのか、大人になってからなのかによっても結果は変わってきますが、この研究は横断研究なので因果関係は不明です。
骨の健康は17~8歳に迎えるPBM(peak bone mass)をどれだけ高めるかが重要ですので、学童期からの運動は将来の骨量維持のために必須ですね。
本日は以上で終わります。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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